学校長挨拶

平成30年度当初 校長挨拶

                              校長 内田 臣治

   

   本校は、今年度創立93年目を迎えます。全日制の課程においては、創立100周年時点での明確な目標『人気だけではなく、実力のある進学校』の達成に向け、第3次学校改革を進めています。(第1次は、高等女学校から男女共学の新制全日制高等学校へ、第2次は、単位制普通科の全日制高等学校への改革です。この改革は、一昨年度から始まり、学校選択問題の導入と入試選抜基準の見直し、国公立大学に対応した教育課程編成、県教育委員会より「未来を拓く『学び』プロジェクト」研究開発校や「次世代リーダー育成プログラム」指定校の指定、3学期制の復活などを行いました。「主体的・対話的で深い学び」での学習指導要領の改訂と高大接続会議での大学入試改革への対応についても、一歩先を見通して、学校全体で組織的に取り組んでいます。今後とも、創立100周年時の本校のあるべき姿を想定しながら、未来逆算思考でタイミングを重視しながら取り組みます。また、本校生徒は、将来、社会のリーダーやリーダーを支える重要な役割を果たす人財であるため、生徒や保護者のニーズを的確に捉えながら、国公立大学や難関私立大学に合格できる学力の向上はもとより、心豊かな人間性の育成やバランス感覚と社会性のある人間力の向上にも、計画的・積極的に取り組みます。

   生徒は、「自主自律」の精神を引継ぎながら、難しいとされる「文武両道」に挑戦しています。たんぽぽ広場(新入生歓迎会)、体育祭、文化祭、予餞会など、各委員会が中心となり企画・運営を行い、年々、内容のレベルが向上しています。また、部活動でも県大会出場はもとより関東・全国レベルで活躍する部が複数出ています。「越高生」としての自覚と誇りを持ちながら、有意義で充実した学校生活を送っています。

   本年度、全日制の課程での目指す学校像(ミッション)、重点目標は、次のとおりです。

<【全日制の課程】目指す学校像(ミッション)・重点目標>

 ○目指す学校像

   「知・徳・体」の調和がとれた社会の発展に貢献する人材の育成

 ○重点目標

   1 家庭学習時間の確保とアクティブラーニングの推進

   2 国公立大学進学希望者への支援充実で国公立大学合格者50名以上

   3 規範意識及びマナー意識の高揚と部活動・学校行事を通じた人づくり

   4 地域・保護者との連携・協力の強化と施設事故及び教職員事故ゼロ

   5 グローバル化に伴う生徒の発信力の向上

  
 
次に、定時制の課程においては、働きながら学ぶ生徒、中学校で不登校を経験した生徒、
外国籍の生徒、高齢でありながら学び直しの生徒など、多様な生徒が在籍しており、特に、基礎学力の定着、コミュニケーション力の向上、社会性の育成、就業意識の向上に重点を置いた指導を行っています。また、生徒一人ひとりの置かれた状況が大きく異なるため、外部機関との連携も強めて、きめ細やかで丁寧な指導を行っています。

   ここ数年、徐々にではあるが、生徒会が機能し、対面式、体育祭、文化祭、予餞会等の学校行事では、担当教員の指導のもと、本部役員が企画や当日の運営に積極的に係わり、生徒主体のものに変わりつつあります。また、昨年度、生徒生活体験発表会全国大会において、花田 聖 君が「厚生労働大臣賞」を受賞し、素晴らしい成績を収めました。

   本年度、定時制の課程での目指す学校像(ミッション)、重点目標は、次のとおりです。

<【定時制の課程】目指す学校像(ミッション)・重点目標>

 ○目指す学校像

   基礎学力を身につけ、社会で主体的かつ前向きに生きることのできる人材の育成

 ○重点目標

   1 授業改善を進め、基礎学力の定着を図る。

   2 生徒の意欲・意識・モラルを高め、規律ある生活態度の確立を図る。

   3 「命を大切にする」教育と生徒間での望ましい人間関係づくりを推進する。

   引き続き、全日制・定時制の両課程の教育方針や教育活動への御理解と御支援・御協力をお願いいたします。